抗VEGF製剤硝子体注射

網膜や黄斑疾患に対する効果的な治療です

抗血管内皮増殖因子(VEGF)という薬剤を少量(0.05ml)、眼内の透明なゼリー状の組織(硝子体)に注射する治療です。点眼でしっかりと麻酔をするため、注射時の痛みに関する心配はほとんどありません。
※当院では、白内障や緑内障手術だけでなく、抗VEGF製剤硝子体注射も全例手術室で行います。クリーンな環境での注射施行は感染予防に有益です。

この治療の適応(対象)となる主な疾患は、

  1. 糖尿病網膜症に伴う黄斑浮腫(糖尿病黄斑浮腫)
  2. 網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫
  3. 加齢黄斑変性

となります。
それぞれの疾患のページで詳しく説明しておりますのでご参照ください(糖尿病網膜症網膜静脈閉塞症加齢黄斑変性)。
当院では抗VEGF製剤として、主にアイリーアとルセンティスを使用しております。